至仏山（2228ｍ）

　　　　2015.7.12　

　　　　急に思い立って至仏山に行ってきました。

　　　　尾瀬に向かう時は夜半過ぎに家を出て戸倉から始発バスに乗るのが常でしたが
　　　　寝過ごして6時に鳩待峠に着きます。

　　　　混雑を予想していましたが登山者が一斉に出払ったあとでしょうか閑散としています。

　

　　　　至仏山に挨拶をして登山口にむかいます。

　

　　　　花の写真を撮りながらゆっくり登ります。

　　　　笠ヶ岳が見える巻き道のダケカンバの老樹はまだまだ健在です。
　　　　下を通る度に幹にタッチします。

　　　　　　　　　　　

　　　　ナナカマドと笠ヶ岳。

　

　　　　上毛新聞社発売　永井佐紺著　「尾瀬紀行」　によると

　　　　トカゲ岩のトカゲは生物のトカゲではなく「日影で寝そべって休む」の意味のようです。
　　　　「山の凹所の影」を広辞苑では常陰（とかげ）とあるそうです。

　

　　　　また尾瀬ケ原を一望できることから原見岩と呼ぶ人もいるそうです。

　

　　　　正面に小至仏と至仏の頂が見え始めます。
　　　　山容の形のせいでしょうか小至仏の方が標高が高く見えます。

　

　　　　オヤマ沢田代。

　

　　　　展望台で休憩します。
　　　　アヤメ平と横田代は今年まだ歩いていません。
　　　　キンコウカが咲くころまでには歩きたいです。
　　　　右下に鳩待山荘の建物が光っています。

　

　　　　雪解けが1週間ほど早かったそうですがまだ残雪があります。

　

　　　　上越国境の山並みとイワシモツケ。

　

　　　　急斜面に咲くハクサンイチゲと尾瀬ヶ原と燧ヶ岳。
　　　　燧ヶ岳の左は手前に大杉岳でその奥が会津駒ヶ岳でしょう。
　　　　稜線に建物らしき物が光っていました。

　

　　　　今年も岩の上のホソバヒナウスユキソウに出逢えました。
　　　　後方の山は笠ヶ岳その奥は武尊山。

　

　　　　小至仏山のすぐ下で頂を見上げます。
　　　　休んでいる人がチラチラ見えます。

　

　　　　至仏山頂への登山道は下山者の行列が出来ています。
　　　　時間も13時で今回はここまでで鳩待峠へ引き返します。

　

　　　　鳩待峠06:23～1ｋｍ標識地点06:58/07:08～2ｋｍ標識地点08:09/08:20～オヤマ沢田代10:28

　　　　展望台10:49/11:08～至仏山西面動植物保護地区標識11:40～小至仏山12：23/13:00

　　　（　体力不足が大きな理由ですが花の撮影をしながら標準の歩行時間の倍の時間をかけて歩いています）

コメント 5

お疲れ様でした。
まさか日曜日に登っていたとは、この日はすこぶる暑かったですね。人もかなり登っていたとか、shinさんが小至仏山に着く頃にはみなさん山頂に集結の時間帯でしょうから、小至仏山で折り返して正解だったでしょう。
それにしても同じような場所から撮ってるのに微笑んでしまいました。
わたしもアヤメ方面には行ってないので、夏の間にもなんとか行きたいですが。。。その前に尾瀬沼に行かないと・・・
by てばまる (2015-07-15 09:40) 

お花が満開ですと、小至仏山まででもお腹いっぱいに撮影楽しめますね。なんとしても行けば良かったと後悔しています

タイプミスが一つ有るようです
燧の左側手前が大杉岳、その奥が会津駒と思います。
by お名前（必須） (2015-07-15 16:06) 

＞てばまるさん

至仏山Ｎｏｗに触発されました。

小至仏まで行かなくてもホソバヒナウスユキソウ、オゼソウに逢ったら引き返しても良いと思っていました。

来週は尾瀬沼です。
アヤメ平はそのあとですね。

＞お名前（必須）さん

コメントありがとうございます。
早速訂正しました。
by shin (2015-07-15 17:21) 

今年も至仏山のタイミングを逃してしまいました。
来週は、２１日龍宮小屋泊、２２日沼山峠へ抜ける予定です。
by 真利 (2015-07-15 19:53) 

＞真利さん

花の命は短いですよね。
やはり狙い目は7月１週ですね。

今年はまだ龍宮小屋に宿泊していません。
忘れられちゃいますね（笑）

by shin (2015-07-16 17:38)